性別表現を超えていくの補足になるのですが、
誰だって好きな服を着たいのが人間です。
それはどんな性別の人だって同じ。
Xジェンダーの方もそうで、性自認が男性か女性かにかかわらず、
男性表現が強い服装が好きな無性の方がいたり、
スカートが好きな両性の方がいることもあります。
何より性自認にかかわらず、その時の体に似合う服装をしている人もいるでしょう。
性を構成する要素として、身体の性、性自認(こころの性)、
性的指向(恋愛対象に対する好み)、
性別表現(服や振る舞いから考えられる性)の4つがあると言われていますが、
そのすべてが違っていてもいいのなら、性自認がXでも性別表現が男、あるいは女という人はいると思います。
そういう場合、あまりに片方の性別に寄った服装をしている時は"女装"あるいは"男装"という意識になるのでしょうか。
このあたりは当事者がどう考えているかになるでしょうが、
Xジェンダーの方は「自分らしさ」を理解している人が多いので、
あくまでも自分らしい服装が少し女性(あるいは男性)寄りな服装なだけという認識になっているのかもしれません。
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